[転送・転載歓迎]

“Keep Space for Peace Week”
<「国際宇宙平和週間」企画>

☆☆☆ 宇宙の脱軍事化とミサイル防衛 ☆☆☆
〜ブリックス報告を手がかりに〜

 10月1日〜8日は、国際的なNGOネットワーク『宇宙への兵器と核エネルギーの配備に反対する地球ネットワーク』(http://www.space4peace.org/)の呼びかけによる国際宇宙平和週間です。世界各地で宇宙の軍事化やミサイル防衛(MD)などに反対する様々なアクションが取り組まれます(上記サイトに一覧あり)。
 私たちも呼びかけに応えて、宇宙の脱軍事化とMDについて考える講演会を企画しました。講師の川崎哲さんは、9月初旬にニューヨークでハンス・ブリックス氏(元イラク大量破壊兵器査察委員長)を招いたワークショップを開くとともに、ブリックス氏が呼びかけた大量破壊兵器委員会(=ブリックス委員会:WMDC)が6月に発表した60の勧告から成る報告書に注目しています。報告書は、核軍縮のみならずMDや宇宙軍縮についても踏み込んで勧告しています。
 折しも日本では、発足する安倍政権のもとで早ければ秋の臨時国会にも、宇宙の平和利用原則を破壊し、公然たる宇宙の軍事利用に道を開く「宇宙基本法」(仮)案が提出されようとしています。安倍政権はまたMDをも口実の一つとしながら、集団的自衛権の行使容認への解釈(実質)改憲を狙っています。
 国際的に注目を集めながらも、日本ではまだまだ知られていないブリックス報告書を手がかりに、加速するMD配備を止めて宇宙の脱軍事化を目指す取り組みを探ります。

■ 10月6日(金)午後6時30分〜9時

■ 東京・文京シビックセンター 5階研修室B

(地下鉄後楽園駅2分、春日駅3分、JR水道橋駅10分/TEL:03-3812-7111)
 http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civic/

■ 講師:川崎哲さん(ピースボート共同代表)

 かわさき・あきら さん…ピースボート共同代表。「地球大学」担当。
「武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ(GPPAC)」東北アジア地域事務局コーディネーター。
 著書に『核拡散〜軍縮の風は起こせるか』(岩波新書)など。
[参考]「川崎哲のブログ」→ http://kawasakiakira.at.webry.info/

…「イラクの大量破壊兵器問題は査察で解決すべきであると主張して開戦にあくまでも反対した彼が、退任後WMDCを開始した経過を考えると、この60の勧告は、『イラク戦争のような方法によらずに大量破壊兵器問題を解決する60の行動カタログ』と言えるものだと思います。」
(川崎哲のブログ「ハンス・ブリクスと9条」より)
■ 資料代:600円

【主催】 核とミサイル防衛にNO!キャンペーン2006
[連絡先]

(TEL・FAX) 03-5711-6478  (E-mail) kojis@agate.plala.or.jp
http://www.geocities.jp/nomd_campaign/

<資料> ブリックス委員会(WMDC)報告書の一部抜粋

【勧告44】
 各国は、ミサイルの脅威の除去に関する交渉を第一に試みることなく、いかなるミサイル防衛システムの配備やさらなる配備を検討すべきではない。交渉決裂の場合、当該システムの配備は、軍備競争の発生や激化の危険性といった、国際の平和と安全に対する否定的影響を低減するために、共同開発計画や信頼醸成措置を伴うものとすべきである。

【勧告45】
 すべての国家は、大気圏外における兵器の配備を放棄すべきである。各国は、宇宙条約の普遍的支持を促進するとともに、宇宙におけるあらゆる兵器の禁止をうたった議定書をもってその対象範囲を拡大しなければならない。そのような議定書の締結までの間、各国は、宇宙プラットフォームからの宇宙空間の物体または地上の標的に対するあらゆる実験を含む、この目的に反するような行動を慎むべきである。各国は、軍民両面において同じ文脈が適用されるよう、宇宙の問題に関する国際体制や法を受け入れるべきである。また、各国は、宇宙の安全保障体制および行動規範――とりわけ宇宙兵器の実験や配備の禁止をうたったもの――の様々な部分を監視・検証する諸策の開発を行う専門家集団を立ち上げるべきである。

[引用]ピースデポ/PCDS(太平洋軍備撤廃運動)発行
    『核兵器・核実験モニター』第262-3(9月1日)号


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