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●有明にパトリオット・ミサイルが出現!

「危機管理」に名を借りた兵器宣伝と
「対テロ」ビジネスを許さない!

<10月17日〜19日『危機管理産業展2007』『テロ対策特殊装備展』>


 東京・有明(江東区)が自衛隊の兵器宣伝と「対テロ」ビジネスの舞台となろうとしています。東京ビッグサイトを会場に10月17日(水)から19日(金)まで『危機管理産業展2007』(主催:東京ビッグサイト)が開かれます。東京都が特別協力し、防衛省や内閣府(防災担当)などが後援、日本経団連や日本防衛装備工業会などが協賛するこのイベントは約9万人の来場者を見込んでいます。

 その併催イベントとして、10月17日(水)午前10時から午後5時まで何と航空自衛隊の地対空ミサイル「パトリオットシステム」機材(おそらくPAC2だと思われますが)の屋外展示が公然と実施されます。10月中にも強行されようとしている、入間基地配備のパトリオットPAC3ミサイル装備の都心への移動展開演習を先取りするかのような兵器ショーを見過ごすことはできません。

 また、危機管理産業展の特別併催企画として日本初となる『テロ対策特殊装備展』も開かれます。「テロ対策を、創造する。」をキャッチコピーに、来場者を治安関係者などに限定し、防衛省、警察庁、海上保安庁など政府機関が後援しています。「テロ対策」関連の最新機器・情報を一堂に集め、「テロリズムの情勢と対策〜来年のサミットに向けて」(板橋功/公共政策調査会)、「国内におけるテロ対策のための研究開発〜各省庁の連携の促進に向けて」(赤星貞夫/内閣府政策統括官[科学技術政策担当]付参事官)などのセミナーも開かれます。「購入権限持つ責任者が入場」とうたい、日本における「対テロ」ビジネスの本格化を告げるものです。着々と進行するこうした不気味な動きを厳しく監視し、異議申し立てをしていきたいと思います。

◇危機管理産業展2007
 http://www.kikikanri.biz/
   (入場料2000円、ただし事前登録すれば無料)
   ※併催イベント(ペトリオットシステム展示他)
     http://www.kikikanri.biz/event_m.html

◇テロ対策特殊装備展
 http://www.seecat.biz
   (一般公開は原則なし)

<参照> 朝雲ニュース(10月)
  http://www.asagumo-news.com/news.html

[会場]東京ビッグサイト
  → ゆりかもめ「国際展示場正門」、りんかい線「国際展示場」
  http://www.bigsight.jp/general/access/index.html

【呼びかけ】 核とミサイル防衛にNO!キャンペーン
        (TEL・FAX)03-5711-6478
        (E-mail)kojis@agate.plala.or.jp
         http://www.geocities.jp/nomd_campaign/


2007年10月12日(金)更新