【転送・転載歓迎】 PAC3ミサイルの移動展開演習をやめろ! 2・3 防衛省デモ PAC3ミサイルによる「迎撃」を想定した都心での「移動展開訓練」が始まってしまいました。環境省管轄の新宿御苑(横須賀の武山基地の部隊がアンテナ・マスト装置、無線中継装置、電源車を展開)を皮切りに、今後、東京都が管理する都立公園などへの展開が迫っています。 石原知事体制下の東京都は「都民の生命・財産を守るために国に協力したい」(矢野一郎・総務局総合防災部企画調整担当副参事/国民保護担当)との姿勢をとり、公園の軍事使用にゴーサインを出すことを表明しています。近日中に行われる防衛省からの文書による正式要請(日時と場所も含まれる可能性あり)に対して、あっさり許可を出すことが予想されます。しかも、防衛省は、事前の公表を一切差し控えるよう都に指示し、都側もこれを受け入れています。公園の地元の区に対してさえ情報が伝えられないまま、秘密演習がまかり通ろうとしています。 ぜひ都の担当部局に対して、公園使用を許可しないよう、また少なくとも事前の情報公開を行うよう、ファックスなどで要請してください。また、相変わらず「部隊運用に関わる」「安全かつ円滑な訓練実施のため」として情報隠ぺいを続ける防衛省に対しても抗議の声を届けてください。 ◇矢野一郎(東京都総務局 総合防災部 企画調整担当副参事 国民保護担当) →[FAX]03-5388-1260 [TEL]03-5388-2549 ◇渡邉隆浩(防衛省運用企画局 事態対処課) →[TEL]03-3268-3111 (内線)20512 ◇中間秀彦(防衛省防衛政策局 防衛計画課 計画第3班長) →[FAX]03-5229-2143 [TEL]03-3268-3111(内線)20417 また、昨年12月2日に行った1都4県(東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城)のPAC3配備反対交流集会を踏まえて、2月3日に防衛省デモを行います。ぜひお誘い合わせのうえご参加ください。 ………………………………………………………………………………… 軍需利権の深い闇にようやく光が当たりました。当面導入分だけで約1兆円の「ミサイル防衛」(MD)こそ、その本丸です。守屋武昌前防衛次官は、MD導入の脚本と演出を担った帳本人でした。そして、軍産癒着の「フィクサー」とされる秋山直紀「日米平和・文化交流協会」専務理事が仕切った「日米安保戦略会議」における最大の目玉もMDでした。 それでもなおMD導入の動きは止まりません。07年11月末には習志野基地に地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット3」(PAC3)の発射機が搬入され、この1月末までに武山基地(横須賀)へ、3月末までに霞ヶ浦基地へとPAC3が配備されようとしています。 さらに、防衛省は入間基地配備のPAC3ミサイル(1発約5億円)による都心での迎撃を想定した「移動展開訓練」を、遂に1月14日から新宿御苑を皮切りに開始しました(武山基地の部隊が展開)。「国家中枢の防衛」を名目に、今後、市ヶ谷・練馬駐屯地や代々木公園、晴海ふ頭公園などの都立公園にまでミサイル装備を展開させようとしています。 そもそもMDは、相手の反撃を無力化することで先制攻撃をし易くする極めて攻撃的な兵器であり、移動展開演習は周辺国への軍事的挑発となるでしょう。私たちは、「ミサイルにはミサイル」という軍備強化ではなく、「互いにミサイルをなくす」軍縮交渉を求めます。利権まみれのPAC3移動展開演習の中止とミサイル撤去を求める防衛省デモに参加を! ◇2月3日(日) 13時30分 集会 14時 デモ出発[防衛省で要請書提出] ◇市ヶ谷外濠公園(JR、有楽町線、都営新宿線市ヶ谷駅すぐ/交番裏手) 反(1)兵器を住民の間近に設置し見せつけることは、MD正当化のマインド コントロール。 対(2)都立公園を軍事使用することは、都市公園法や都立公園条例に明白 に抵触する。 の(3)日時や場所、内容、車両通過ルート等の情報が事前に公開されない 秘密演習である。 理(4)レーダーの強力な電磁波やミサイル発射の風圧、ガスなどによる影響 の説明がない。 由(5)兵器の「防衛」を名目に、公園利用者や近隣住民への監視など人権 侵害が懸念される。 【呼びかけ】 核とミサイル防衛にNO!キャンペーン 平和の声・行動ネットワーク(入間) パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会 非核市民宣言運動・ヨコスカ ヨコスカ平和船団 <連絡先> (核とミサイル防衛にNO!キャンペーン) [TEL・FAX]03-5711-6478 [E-mail]kojis@agate.plala.or.jp 2008年1月29日(火)更新
活動記録(Action)へ サイト・マップ(Site-Map)へ トップページへ |