●イージス艦など米軍艦の民間港への「分散寄港」演習に反対の要請を!

 長崎県佐世保港に5月25日〜29日まで米原子力空母「エイブラハム・リンカーン」が寄港しようとしています。リンカーンは、2003年にブッシュ大統領がイラクでの「本格的な戦闘終結」宣言のパフォーマンスを行った軍艦であり、リンカーン空母攻撃群は3月には韓国沖で米韓共同軍事訓練に参加、4月にはタイ湾での軍事演習に参加した後、シンガポールを経て日本に向かっています。

 リンカーンの随伴艦であるイージス巡洋艦「モービルベイ」、イージス駆逐艦「ラッセル」「シャウブ」のうち、モービルベイが5月23日より静岡県清水港に、ラッセルが5月23日〜27日まで高知県宿毛港に寄港する予定です。

 2006年に入り、名古屋、室蘭、鹿児島、長崎、秋田、大阪と各地の民間港への米軍艦の寄港が相次ぎ、5月11日〜14日には和歌山下津港に横須賀を母港とするイージス巡洋艦「カウペンス」が入港しています。

 こうした動きは「米軍再編」=日米軍事同盟変革の一環としての事実上の軍事演習であり、ミサイル防衛を不可欠の一部とする先制攻撃戦略に民間港を組み入れ、先制攻撃態勢をさらに強化しようとするものです。

 ここでは、宿毛港への「ラッセル」、清水港への「モービルベイ」の各イージス艦寄港の動きに対して、港湾管理権を持つ地元自治体への寄港拒否の要請を呼びかけます。短いものでも構いませんので、ぜひメッセージを届けてください。一つ一つの声の積み重なりが軍事使用のない未来に道を開きます(このホームページ内の「活動記録」欄に今までの自治体への要請文を掲載していますのでご参照ください)。

※なお、高知県宿毛港への「ラッセル」寄港については、地元紙の高知新聞が、この間の行政、市民の対応を核搭載確認の問題に着目しつつ追っていますので、ご参考までに末尾に紹介します。

2006年5月20日   核とミサイル防衛にNO!キャンペーン

【追記】
  • 清水港に入港する艦船はイージス駆逐艦「モービルベイ」から同「シャウプ」へと変更されました。
  • またイージス駆逐艦「ラッセル」の宿毛港への入港は1日遅れました。

■宿毛市(中西清二市長)
 (TEL)0880-63-1111  (FAX)0880-63-0174
 (ご意見・ご要望フォーム)
  http://www.city.sukumo.kochi.jp/goiken/index.html

■静岡県(石川嘉延知事)
 [知事へのご意見・ご質問フォーム]
  https://www.pref.shizuoka.jp/governor/mailbox/index.htm

 [県民のこえ係]
 (TEL)054-221-2235  (FAX)054-221-2419
 (メール)koe@pref.shizuoka.jp
 [港湾管理室]
 (TEL)054-221-3051

(参考)【高知新聞】


活動記録(Action)のページへ

サイト・マップ(Site-Map)のページへ

トップページへ戻る