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【紹介】日米安保戦略会議を仕切る軍需利権
「フィクサー」秋山直紀とは何者か?

<2007年11月17日 東京新聞(朝刊)に掲載>

(こちら特報部)[秋山直紀氏の素顔は]


安保サロン仕切る防衛人脈陰の主役  日米軍需メーカーずらり  議員に「基金」から訪米“接待費”?


 11月17日(土)の東京新聞朝刊「特報」欄(24、25面)に、守屋武昌前防衛事務次官が証人喚問(11月15日)で久間、額賀両氏を交えた宴席の仲介役として名前を挙げた秋山直紀の素顔に迫った記事が掲載されています。「日米安保のフィクサー」を自任する彼は新旧国防族が結集する「安全保障議員協議会」と、外務省所管の社団法人で同じく国防族やコーエン元国防長官ら米国の軍事関係者が役員に名を連ねる「日米平和・文化交流協会」(交流協会)を仕切っています。
 記事は、前半で11月7日から9日まで東京都港区のニューピアホールで開催された「軍・産・政の決起大会という色彩が濃い」日米安保戦略会議の実態などを紹介しています。後半では、国の助成金(税金)が交流協会が企画した国防族・軍需産業関係者(山田洋行も含む)による訪米ツアー(米軍需産業や高官との交流が内容)の“接待費”に充てられた問題に焦点を当てています。タイムリーな特集です。図書館などで御覧下さい。

 今回の防衛省疑獄事件をきっかけに、今まで十分に伝えられてこなかった日米をつなぐ巨大な軍需利権の闇が徐々にあぶり出されてきています。『週刊現代』(11月24日号)も「『防衛利権のフィクサー』と久間章生元防衛大臣の親密すぎる関係」という記事の中で、今回の戦略会議(「ドタキャン」続出)の模様をレポートしています。  久間章生や額賀福志郎に留まらず、それを批判してみせる石破茂(防衛相)自身も2003年と2005年に三菱グループの“迎賓館”と呼ばれる東京・高輪の「三菱開東閣」で、前原誠司ら国防族議員、防衛庁(当時)や自衛隊制服組の幹部、秋山直紀らとともに接待を受けています。  日米安保戦略会議に集結する者たちこそ、軍需利権に巣食い軍備強化を牽引してきた「戦犯」です。日米「軍産政学複合体」の素顔を暴き出し、日米軍事再編や改憲の動きにストップをかけるまたとない好機。声を挙げ、行動する時です。

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2007年11月23日(金)更新


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