☆「米軍再編」と日米共同迎撃実験に反対します!
「核とミサイル防衛にNO!キャンペーン」
       実行委員会へ

■宇宙の軍事利用、GSOMIA、Xバンドレーダー
 昨年末から今年にかけて、ミサイル防衛(MD)に関わる重大な報道が相次いでいます。政官学財界有志で構成する「日本の安全保障に関する宇宙利用を考える会」(座長:石破茂)が宇宙の平和利用に関する国会決議(1969年)の見直しに着手。自民党の宇宙開発特別委員会も、宇宙の軍事利用を解禁する提言を8月にも政府に提出することを表明しました。スパイ衛星の高度化や早期警戒衛星の開発・利用などを狙ったものと言われています。
 また、自民党の久間章生総務会長は日米間で軍事秘密保護の強化を目的に「軍事秘密一般保全協定」(GSOMIA=ジーソミア)を締結すると表明、8月にも日米共同の作業チームを発足させる意向を示しました。これは、共同開発するMDシステムや、米イージス艦などの機密性の高い中枢部分(ブラックボックス)を日本の軍需産業が修理することに道を開くものです。
 さらに、米ミサイル防衛庁高官は、米国土向けミサイル迎撃のための最新型移動式早期警戒レーダーである「Xバンドレーダー」を半年以内に日本(有力候補地は青森県の航空自衛隊車力分屯基地)に配備したいと表明しました。日本列島を「米国の盾」として組み込むものであり、米軍再編「最終合意」さえ出ていない段階での挑発的な意志表示です。

■MDも米軍再編も白紙撤回を! 3月日米共同迎撃実験をやめさせよう!
 米政府は、2007会計年度のMD関連費として前年度比18%増の104億ドル(約1兆2400億円)を盛り込み、日本政府も2006年度予算案に前年度比201億円増の1399億円のMD関連費を計上しています。そして3月にはハワイ沖で日米共同開発を決定した次世代の海上配備型迎撃ミサイルSM3(新型)の初の共同迎撃実験を強行しようとしています。日本側負担だけで62億円にものぼるこの実験は、軍事的緊張を煽るとともに、軍需産業に天井知らずの開発利益をもたらすステップとなるものであり、私たちはその中止を強く求めます。  2005年度のキャンペーンも終盤。米軍再編やMD拠点化に抗する地域の取り組みと連携しつつどう声を挙げ動くか、率直に意見交換します。ぜひご参加を。

●2月16日(木) 午後6時30分より
●東京・文京シビックセンター 3階和室
 (文京区役所のビル/後楽園駅、春日駅)

【呼びかけ】  核とミサイル防衛にNO!キャンペーン (TEL・FAX)03-5711-6478

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