[転送・転載歓迎]

★迎撃ミサイルPAC3の入間基地3月配備
に反対する行動に参加しよう!

 日本初のミサイル防衛(MD)用迎撃ミサイルの保有・配備が迫ってきました。航空自衛隊入間基地へのPAC3ミサイル配備は決して地元だけの問題ではありません。首都圏配備のPAC3は「あなたを守る」と叫びながら、国家中枢(首相官邸や皇居、中央省庁など)と軍事基地(横田基地や横須賀基地など)を守ろうとしており、併せて三菱重工(08年度配備分からのPAC3をライセンス生産中)など軍需産業の利益を守るのです。
 最初が肝心です。昨年12月、今年2月の行動に続き、地元呼びかけの大きな反対行動が取り組まれます。一人でも多くの方の参加を訴えます。嘉手納基地に向けた米軍PAC3陸揚げに座り込みで立ち向かった沖縄の人々のがんばりに続きたいものです。以下、ビラを転載します。
核とミサイル防衛にNO!キャンペーン
http://www.geocities.jp/nomd_campaign/
………………………………以下、転載……………………………………

<わたしたちのまちに迎撃ミサイルが配備>

☆ 3・11 パトリオットVはいらない!
入間基地行動

◆3月11日(日)


 入間市駅南口(西武池袋線) 新しきを知る公園 に集まろう!

 午後1時半〜 同公園で集会
 午後2時半〜 デモ出発、入間基地へ
 午後3時過ぎ 基地正門で申し入れ(午後4時ごろ 稲荷山公園で解散)

【主催】パトリオットVはいらない! 入間基地行動実行委員会

[呼びかけ人]

大久保賢一(弁護士)、杉田伸子(小川町議)、武田隆雄(日本山妙法寺)、田中重仁(前埼玉弁護士会会長)、田辺淳(朝霞市議)、肥田舜太郎(被爆医師)、日森ふみひろ(衆議院議員)、前田哲男(ジャーナリスト)、山下修子(入間市議)

[連絡先]
(E-mail)heiwanet2006@yahoo.co.jp

■3月末までに航空自衛隊入間基地に、地上配備型ミサイルのパトリオットV(PAC3)が初めて配備されることになりました。
■パトリオットVは射程距離20kmほどの迎撃ミサイルなので、戦争になればたとえ迎撃に成功したとしても、落下する破片で周辺地域は甚大な被害に見舞われます。防衛省は、発射時は市民に知らせず事後承諾になると言っています。私たちはどうやって身を守ればいいのでしょうか。
■またこのミサイルの性能はきわめて怪しいものです。前身のPAC2の迎撃率は1割を切るといわれました。発射準備に2時間も(註:1時間との説も)かかるそうです。これでいったい何を守るというのでしょう。
■都心に近い入間基地は、地元との協定により戦闘機を置けません。でもナイキ、PAC2に続くPAC3配備で、協定をはるかに超えた軍用基地になってしまいます。これでは攻撃のターゲットとしてのリスクが拡大するばかりです。
■ミサイル一発の値段は数億円。私たちの税金が使われます。今回のミサイル配備は百害あって一利なしです。「北朝鮮がミサイルを撃ってきたらどうする」などと言う人もいますが、そんな事態にならないように外交活動を行う方がよほど現実的です。
■パトリオットVの配備は入間基地周辺だけの問題ではありません。「パトリオットVはいらない」の声を大きくあげましょう。

2007年3月8日(木)更新