[抗議声明]

<海や港にイージス艦の居場所などない!>

ミサイル防衛を担うレイクエリーの新潟寄港に抗議します

 イラク占領米軍がまたしてもファルージャを爆撃し住民を虐殺したとのニュースが流れる中、ミサイル防衛(MD)実験でSM3迎撃ミサイルを発射したイージス巡洋艦レイクエリーが「念願」の新潟港寄港を果たそうとしています。
 既に、横須賀を母港とするイージス駆逐艦カーティス・ウィルバーが日本海にMDの第一弾として配備されたばかりです。レイクエリーはカーティス・ウィルバーに続いて日本海(東海)に侵入し、軍事演習の一環としての「補給と休養」のための基地として民間港である新潟港を軍事使用しようとしています。
 イージス艦配備がどれほど攻撃的で威圧的なことかは、普段見慣れている東北アジアの地図を逆さまにした「環日本海諸国図」を見るとよくわかります。かつて日本列島が陸続きであり、日本海が大きな「内海」であることがくっきりと浮かび上がるのです。それが人々を隔てる海や、ましてや戦争の海であって良いはずがありません。
 イージス艦は何よりも史上最強の戦闘能力を備えた攻撃艦であり、イラク侵略戦争でトマホーク巡航ミサイルの第一撃を放ったように、米軍の先制攻撃装置そのものです。そして、MDとは相手のミサイルを無力化する「防衛」とは名ばかりの「先制攻撃促進装置」です。最強の「矛」がMDという「盾」を備えて前進配備されることは、相手国(特に北朝鮮)への露骨な脅迫行為です。米軍の最新の戦争システムの中で、イラクと新潟は確実につながっています。
 レイクエリーの寄港は、新潟港を作戦拠点として固定化する第一歩であり、新潟県民、ひいては日本の市民を先制攻撃の共犯者の位置に落とし込めるワナです。寄港を拒否することは、実際に攻撃がなされ人々が殺される事態を招かないための、効果ある戦争予防の行動です。新潟県がイージス艦寄港拒否を決断することは、日本海を「平和の海」にするための自治体による軍縮外交そのものです。住民の生命と安全に責任を持つ知事は、港湾管理権を適正に発動してイージス艦の危険な行動を制約すべきではないでしょうか。
 今回の寄港に抗議の声を挙げることは、今後の寄港の常態化を許さないための大切な取り組みであり、東北アジアに暮らす全ての人々の平和と安全に確実につながるものです。県が「必ずしも歓迎ではない」と表明していることは、大きな意味と可能性をはらんでいます。自信と誇りを持って、粘り強い取り組みを続けていきましょう。

2004年10月9日  核とミサイル防衛にNO!キャンペーン2004


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