☆5月7日「核とミサイル防衛にNO!
キャンペーン2006」準備会へ

●「核兵器の保有を除けば、情報の共有など全ての面で日本は英国なみになった」(06年3月19日、読売)とは、アーミテージ(前米国務副長官)の言葉です。「米軍再編」と呼ばれる、軍事同盟の"変革と再編"のプロセスが彼の見方を補強しつつあります。「情報の共有」に深く関わり、"変革と再編"の「カンフル剤」であると同時に、最先端でもあるのがミサイル防衛(MD)の領域です。
 「最終報告」の合意文書が未策定にも関わらず、日本は既に米国のMD計画の最前線基地として急速に強化されています。青森県つがる市の航空自衛隊車力分屯基地には、米国向けミサイル迎撃のための移動式早期警戒レーダーである「Xバンドレーダー」配備が十分な議論もなく決められ、機材の搬入さえ始まっています。横須賀には04年秋以降、MD用レーダーを装備したイージス艦が続々と配備され日本海での作戦訓練を開始し、この6月にはさらにもう1隻が、8月には遂に迎撃ミサイルSM3を搭載した「シャイロー」が配備されます。横田はMDをはじめとする日米の共同戦闘司令部へと変貌しようとしています。

●さらに、日本の軍需産業が米イージス艦などの機密部品を修理することに道を開く、「軍事秘密一般保全協定」(GSOMIA)の締結も目論まれています。加えて、来年の通常国会には宇宙の軍事利用に公然と踏み込む「宇宙開発基本法(仮)」の提出も予定されています。
 2006年度は、次世代海上配備型ミサイル新SM3の日米共同開発への移行に始まり、年度末からは遂に地上配備型ミサイルPAC3の配備が入間の第一高射群を皮切りに始まるという日本のMDにとっても画期となる年です。

●6年目に入る今年度のキャンペーンは、徐々に形作ってきた横の連携を生かして、「MDにNO!」の声をはっきりと可視化することを目指します。発足に向け今年度の取り組みの方向を探る準備会にご参加ください!

◇5月7日(日) 午後1時30分より

◇東京・文京シビックセンター 地下2階研修室B[消費生活センター内]

  (後楽園駅2分、春日駅3分/文京区役所のある高層ビル)
   http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civic/

【問題提起】・MDにおける「情報と戦争」…杉原浩司
        ・「国民ホゴ体制」の現段階とMD…池田五律

【討論】2006年度キャンペーン発足に向けて

      (発足集会や呼びかけ文の検討など)

<呼びかけ>「核とミサイル防衛にNO!キャンペーン2006」準備会

[連絡先](TEL・FAX)03-5711-6478
     (E-mail) kojis@agate.plala.or.jp
     (ホームページ)http://www.geocities.jp/nomd_campaign/



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