【緊急要請】

<民間港を「先制攻撃」戦争の拠点に組み込む
“寄港演習”にNO!>

◇『その1枚が戦争予防!』
…小樽市長に空母キティーホークとイージス艦カウペンスの7月寄港を
受け入れないよう要請文を至急FAXしてください!

★[FAX送付先]0134-25-1487 小樽市長 山田勝麿 様

●小樽海上保安部はさる5月29日、小樽市に空母「キティーホーク」(母港横須賀)の寄港に関する「バース手配依頼」を提出しました。
 入港期間は7月1日(土)午前8時から7月5日(水)午前8時までとなっており、随伴艦としてイージス巡洋艦「カウペンス」(9100t)も入港する予定です。入港に関する可否の回答は6月9日に指定されています。

●民間港への米軍艦の寄港は年々増加し、今年に入りますます急増しています。5月下旬にも原子力空母エイブラハム・リンカーンが率いる空母攻撃群が分散寄港し、リンカーンが佐世保に、駆逐艦ラッセルが宿毛に、巡洋艦モービルベイが横須賀に、駆逐艦シャウプが清水に入港しました。昨年の寄港数17隻に対し、今年はシャウプの清水寄港で16隻を数え、倍するペースとなっています。

●この背景に、「米軍再編」でも繰り返し取り上げられた「周辺事態」=戦時における米軍による民間港湾・空港の優先使用を狙う動きがあることは明らかです。既に日米政府は、米軍に優先使用させる港湾・空港を事前指定することに合意し、それらを盛り込んで日米共同作戦計画を全面刷新する方針を固めたと報じられています。また、「周辺事態」の際に港湾・空港を米軍に優先使用させることを自治体に義務づけ強制するために、周辺事態法を改悪する検討に入っています。
 侵略戦争の教訓に基づき自治体が持つ港湾管理権をはく奪し、米軍(と一体化した自衛隊)による「先制攻撃」戦争(ミサイル防衛はその不可欠のパーツです)への協力を自治体に強制する極めて危険な動きです。

●小樽港には空母インディペンデンスが新ガイドライン合意を受けて97年に寄港、2000年には空母キティーホークが初寄港しました。2003年、キティーホークはイラク侵略戦争に参加し、派遣された5隻の米空母中で最多の3500回に及ぶ空爆を行いました。カウペンスもまたイラク戦争開戦時に10発のトマホーク巡航ミサイルを発射し、先制攻撃の役割を担いました。
 こうした戦争犯罪艦は今すぐ米国に戻したうえでスクラップにするべきであり、民間港を新たな戦争犯罪の拠点とすることは許されません。

●小樽市は「市民感情も考慮して受け入れの是非を判断する」(5月30日、北海道新聞)と表明しており、市内外からの要請はカウントされ、判断材料となります。ぜひ山田勝麿小樽市長に「小樽港の軍事使用を認めないでください」「キティーホークとカウペンスの寄港を受け入れないでください」などそれぞれのメッセージを至急送ってください!(短くても、9日以降でもOKです)

※地元小樽市では市民による申し入れ行動が6月5日に行われています。また全国に市長への要請が呼びかけられています。

【呼びかけ】核とミサイル防衛にNO!キャンペーン

[連絡先]
(TEL・FAX) 03-5711-6478
(E-mail) kojis@agate.plala.or.jp
http://www.geocities.jp/nomd_campaign/


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