【日程変更により再び要請】

☆鬼太郎も怒るイージス艦境港寄港(7月18〜21日に延期)
片山善博鳥取県知事に受け入れ反対要請を!
[改訂版]

(転送・転載歓迎/重複失礼)


●米軍艦の民間港への寄港演習の動きはとどまるところを知りません。7月1日、空母キティーホークとイージス巡洋艦カウペンスが小樽港に入港しましたが、同じく横須賀を母港とする第七艦隊所属のイージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」(8315トン)が、7月18〜21日(当初予定の7月2〜5日から延期)に鳥取県西端の境港へ入港しようとしています。

●上陸人員は210人。境港管理組合(管理者:片山善博鳥取県知事)は、「親善」を名目とする今回の入港要請に対し、当初7月2〜7日に係留可能な岸壁の確保が可能と回答。米軍側からの日程変更の要請に併せて、再度7月18〜21日に岸壁を確保しています。米軍艦の境港入港は99年10月の駆逐艦クッシング以来で、イージス艦の入港は初めてです。

●キティーホークは6月19日から5日間、グアム島周辺で行われた統合演習「バリアント・シールド(勇敢な盾)」への参加に続いて、小樽出港後は6月26日から始まっているハワイ周辺での「リムパック(環太平洋合同演習)」に参加する予定ですが、ジョン・S・マケインもまたキティーホーク空母戦闘群の一員となっています。

●また、いわゆる「テポドン発射危機」に乗じたミサイル防衛(MD)予行演習が今も継続されており、米イージス艦2隻(フィッツジェラルド、カーティス・ウィルバー)と海自イージス艦2隻(ちょうかい、こんごう/ハワイ沖でMD迎撃実験に参加したきりしまも合流予定)が日本海(東海)周辺でレーダー探知などのMD作戦態勢をとっています。今回の境港への寄港が、そうした軍事作戦・演習と連動していることは明らかです。

●ちなみに、境港市は「さかなと鬼太郎のまち」(漫画家の水木しげるさんの出身地)をキャッチフレーズに、「環日本海時代の西の貿易拠点」を目指すとしています。1896年に外国貿易港の指定を受け、対岸諸国の各都市と定期航路を開設。以前から貿易を通じて人・物の交流が盛んだった北朝鮮の元山市とも友好都市協定を結び交流を続けているようです。
 また、境港市にある自衛隊美保通信所は「象のオリ」と呼ばれる巨大な通信傍受アンテナを備えた通信傍受(スパイ)基地であり、朝鮮半島や中国をその対象としています(半田滋『自衛隊VS北朝鮮』新潮新書を参照)。

●片山善博鳥取県知事あてに、港湾管理権に基づいてイージス艦寄港を受け入れないよう求める声をぜひ届けてください。「改革派」として知られる片山知事ですが、安易な寄港受け入れは自治の否定に等しいものです。知事がモットーとする「徹底した情報公開」を米軍に対しても求めるべきでしょう。「さかなと鬼太郎も怒ってる!」「マケイン寄港受け入れの撤回を!」。今後のためにも1通でも多くの要請が届くことに意味があります。短いものでも構いません。よろしくお願いします。

【要請先】片山善博鳥取県知事
[E-mail]kenminshitsu@pref.tottori.jp(総務部県民室)
     ※質問には回答もなされます。
[FAX]0857-26-8112  [TEL]0857-26-7025(7026)
〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1-220  鳥取県総務部県民室県民の声担当

<呼びかけ> 核とミサイル防衛にNO!キャンペーン
(E-mail)kojis@agate.plala.or.jp (TEL・FAX)03-5711-6478
(ホームページ)http://www.geocities.jp/nomd_campaign/
※ホームページの「活動記録」欄に今までの各自治体への寄港反対要請文などを載せています。ご参照ください。

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